情報更新日:2013.11.04
はこだてしかめだなかのにいせき
亀田中野2遺跡は、函館市亀田中野町を流れる中野川右岸の標高約85~88mの丘陵上に位置しています。2011年度の調査では、要調査範囲とされた4,700㎡のうち、2,030㎡について遺構確認調査を行いました。
縄文時代中期中葉の竪穴住居1軒、土坑15基、落とし穴5基が見つかりました。住居跡は長軸6m、短軸4mの隅丸方形をしており、柱穴4本や壁に沿って巡る周溝などが確認されています。その他、杭穴列の残る落とし穴などが見つかっています。
竪穴住居跡
底に杭穴の残る落とし穴